会社概要製品情報
高耐候性無溶剤塗料
溶剤含有量0％高耐侯性コーティング剤 トーケンマークス7000（2液混合型）
本品は溶剤含有量0％の高耐侯性シリコーン系ウレタン樹脂コーティング剤であり、幅広い用途に使用できます。
特徴
- 1.溶剤含有量0％故に臭気がなく、VOCの心配が不要です。
- 2.耐候、耐熱、耐久性に優れています。
- 3.耐薬品、耐水・耐溶剤性が良く落書防止にも有効です。
- 4.1回塗りで高光沢の仕上げが出来ます。
- 5.各種素材に対する付着性が良好です。
- 6.溶剤を使用していないので、プラスチックへの浸食の心配が不要です。
- 7.高硬度でありながら、屈曲、伸長性を有しています。
用途
- プラスチックの表面保護
- プール内面接着用途
- 橋梁、鉄橋の鉄部防錆
- コンクリート保護
- 各種建造物の美装防食用
- 落書き防止
- 防錆コーティング
性能評価
| A剤 | B剤 | 試験条件 | |
|---|---|---|---|
| 外 観 | 淡黄色透明度 | ライトストロー透明度 | 目視 |
| VOC | 0％ | 0％ | 社内試験 |
| 粘度（mPas・25℃） | 8 | 600 | B型粘度計 |
| 混合割合（重量比） | 3 | 7 | - |
| 造膜成分（固形分％） | 100% | 1液 混合後 | |
| 塗膜外観 | 無色透明 | 目視 | |
| 可使時間 | 2時間 | 25℃雰囲気下 | |
| 乾燥時間 | ※ 4～8時間 | 25℃雰囲気下 | |
| 鉛筆硬度 | 2Ｈ | 鉄板上にて | |
| 耐屈曲性（6ｍｍφ） | 合格 | JIS-K5400 8.1 | |
| 耐水性 | 異常なし | 室温下14日間浸漬 | |
| 耐酸試験 | 異常なし | 2％硫酸に20℃で3日間浸漬 | |
| 耐アルカリ性 | 異常なし | 飽和石灰水20℃に3日間浸漬 | |
| 耐トルエン性 | 異常なし | ドロップテスト1ml | |
| 耐衝撃性 | 衝撃による割れ、剥がれ無し | JIS-K5400 8.3.2 | |
※弊社特殊キャタライザーを添加混合する事により、硬化時間は1時間程度とすることが出来ます。
使用法
A剤とB剤を所定の割合で採取し、良く混合する。（主剤：硬化剤の混合割合は3：7～5：5を推奨）通常は薄めずに刷毛またはロール刷毛で塗布する。
エアースプレーの場合は、専用薄め液を原液に対して0～10％（重量）加え希釈する。混合した塗料は可使時間内に使い切ってください。
使用した刷毛等は速やかに洗浄して下さい。なお、弊社特殊キャタライザーを添加混合する事により、硬化時間を速める事が出来ます。
標準施工仕様
※素材によりプライマーの選定が必要となることもあります、問い合わせください。
工程
| 工 程 | 材料・調合 | 施工用具・条件 | 塗回数 | 乾燥時間（25℃） | 所要量 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 下地調整 | エアーブロー・サンダー・ケレンなどで表面の付着物を除去し、乾燥した清浄な面とする。 | |||||
| 上塗り | A剤：B剤 3：7 |
刷毛・ローラー・スプレー等 | 1回 | 5時間 | 0.1～0.2kg/㎡ | |
■下地調整
- 1.下地の乾燥は、十分行なって下さい。（含水率10％以下）
- 2.下地に巣穴、段差などがある場合は、樹脂モルタル系下地調整塗材で処理します。
- 3.下地素地が汚れている場合は、IPA等で脱油処理を行って下さい。
■工法
1.材料の混ぜ合わせ
材料は、Ａ剤とＢ剤を所定の割合で混合にして下さい。（希釈はしない）
1回の混合量は、可使時間内（2時間／25℃）に使い切れる量とします。
■材料保管
- 1.材料は、直射日光下及び0℃以下での保管は避けて下さい。
- 2.材料を取り扱う場合は、特に火気に注意し消防法及び労働安全衛生法等を厳守して下さい。
- 3.使用開封後の長期の保管は避けて下さい。
※注意事項
本剤はA剤、B剤の何れも湿気や水分の影響を受け変質し易いので、取り出し口に付着した液は良く拭きとり必ず栓をして下さい。化学反応し硬化して開栓出来なくなりますのでご注意下さい。塗装を行う場合には温度5℃以上、湿度60％以下の条件での塗装をご推奨します。
荷姿
10kgセット 4kgセット
※注意 本カタログ中のデータは、測定値で規格値ではありません。また、データは商品改良の為、予告なく変更する場合があります。
